一般財団法人 桐山奨学会 有為の人材の育成と教育の振興に寄与するために。

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財団の概要

理事長ご挨拶

理事長 桐山健一

理事長 桐山健一

桐山奨学会は、昭和46年(西暦1971年)10月26日、私の祖父、株式会社神戸屋2代目社長桐山利三郎の拠出による寄付財産を基金に大阪府教育委員会の認可を得て設立され、設立以来、返済の必要がない給付型奨学金を支給しております。平成25年4月1日に公益法人から一般法人へ移行し、一般財団法人桐山奨学会として新たにスタートいたしました。

利三郎は、小学校に入学する前に父親を亡くしたため、当時義務教育であった小学校卒業を機に就業せざるを得ませんでした。
その悔しさもあり、「経済的な理由で進学の道を諦めなければならない若い人たちに勉強のチャンスを与えたい。私が神戸屋で地域社会にお世話になった何万分の一か分からないが恩返しができたら」との思いから、神戸屋の会長に就任する際、神戸屋の持株を寄付して、奨学金給付のための財団を設立することを決意しました。 現在においては、私が理事長を勤めさせていただき、引き続き学生に対して奨学金を支給しております。

また、利三郎の「明日の食文化を拓く」という意志を引き継ぐべく、新たな事業として平成23年度より研究助成事業・食品産業発展支援事業を開始、平成25年度より製パンに関する研究等の支援事業を開始いたしました。これらの事業は、食文化の向上を目指す活動を支援し、食文化の発展に役立つことを目的としております。今後も、祖父の奨学会にかける思いを大切にして、よりよい運営に努力していきたいと思っております。

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